あたらしいバターをこのケースに入れるとき、「これ買って良かったなー』と
6年近くたった今でも思う。
これ以前はガラスのバター入れを使っていたのだけど、使っているうちに
油分が白くこびり付くのが汚く見えて気に障っていた。
(今そのケースはチーズ入れとなっている)
6年前出たばかりの『平松洋子の台所』を読んでいたら、
木製のバターケースが話にでてきて『コレだ!』と思った。
木なら適度に脂肪分を吸収する。
これぞ理想!でも、本にはどこで買ったとかの情報がない。
気になっていろんな店や雑誌を見たりしていたある日、別件で
『ギャラリー ブリキ星』のHPを探り当てたら、ここで本に載っていた
ものを発見!
ほしいと思えば必ずどこからか情報が手に入るもんです。
三谷龍二さんの桜材バターケース&ナイフ、でした。
2か月後届いた日、バターを入れてみて美しさにほれぼれしたのだった。
当時、鬱陶しい出勤の朝も少しはこれですくわれた、といっても過言じゃない。
新しいバターを入れる前に、キッチンペーパーで残ったバターを拭き取って
ケースやナイフにぬりぬりするとつやが出て、これもまた楽しい。
バターは贅沢を言えばきりがないないけど、近所で買えて手ごろな値段の
『四つ葉』のがお気に入り。
ついでにバターつながりで『鳩サブレー』。これ名菓だよね。