先日、用事のついでに立ち寄った書店で高山なおみさんの
『明日もいち日無事日記』を発見。
以前出た『今日もいち日無事日記』の続編。
タイトルは武田百合子さんの『富士日記』のもじり。
高山さんの著書は好きで、ほぼ読んでいる(図書館で借りて)。
彼女の料理はなんというか、普通で、とても地にあしがついているところが
安心するというか...彼女と同じような料理を提案するも「見た目」に変に
拘っていたりとか、ポーズで家庭的な料理をわざとらしく提案したり、
奇をてらったり、わざわざ「手抜きアレンジ」でウケ狙ったり...というあざとさが
みえると、いやなのよねー。
単なる料理本だが、されど料理本!という気持があって、実用としての目的
以外にちょっと疲れたときに見たりしてリセットしたりするもんだから。
日々の暮しは、起きて食べて仕事して寝て、ですわ。
その間に、ちょっとした嬉しい彩りや、逆にぎょっとするようなことがあったりで
すすんでゆくもの。
日々、地味で淡々と、ごはんを作って食べていければ上等。
地味メシの代表格(?)
切り干し大根のサラダ。
あと一品足りない、みそ汁の具がない時、助かる食材。
それから豚コマがちょっとあれば、冷蔵庫のそうじができる野菜炒め。
汁多めにしたり、とろみをつけたり、入る具によっても変幻自在。