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『イーティング アニマル』ジョナサン・サフラン・フォア著。
2月に公開になった、9.11を題材にした映画『ものすごくうるさくて ありえないほど近い』の原作者。まだ30代半ば。 この映画ねえ.... 主役に抜擢された子には興味あるが、サンドラ・ブロック&トム・ハンクス、 私の『二大苦手ハリウッドスター』が出演してるからなあ。 監督は好きなんだけど、題材が題材だけに、仕上がりが心配。 『素直に』できてないかもしれない。 (演出過剰なんじゃないの?と思うわけ) 多分、読んでてうんざりすると予想するけど本は図書館で予約中。 で、本題に戻ると、サフラン・フォアはユダヤ系アメリカン。 学生時代は一時期、菜食主義になってみたり、またやめたり。 (この世代の、特に、都会で生活するアメリカ人には典型的な行動だと思う) 彼が、紆余曲折しながらも、肉食はやめようと決めたのが自身の子供が 誕生してから。 わたしにとってはユダヤ教徒というのは、親しい関係ではいないし、 なじみがないのだが(それを言えばキリスト教徒もイスラム教徒もだが。 仏教徒だって知らん。一応、実家にも宗派はあるが『葬式仏教』だ) クリスマス、感謝祭等もクリスチャンとは違う祝い方をする。 アメリカのアニメ『サウスパーク』でも、ユダヤのハヌカーは描かれている。 多分アメリカのPTA的には『最悪』評価なのだろうけど、私はおちょくった 描き方はしてるけど、心底ばかにしたり文化を揶揄してはいない、 慇懃無礼より100倍マシだと思う。 単に作者は『何だっていいじゃんか。あんたが何をどう祝おうとどうだっていいよ。 でも同じ国に住んでるんだから、理解しなくても、あ!そーなんだ!って 思えばいいんじゃないの?』くらいの感覚。 こんなもんでしょう、特に都会の生活なんて? それを今更、えせ人情モードになっちゃってなにさ!だと思うよ私は。 『サウスパーク』は大ヒットしたアニメだけど、言っちゃいけない4文字熟語 満載(もちろん消去音入り。しかし、日本人の私には、なぜあの単語がいけない のか100%はわからない。『超なになに』←柔らかすぎ?くらいのもんだろうがよ? 清教徒ぶりやがって!とか思っちゃうのだ。)紳士面した正義をふりかざして よその国を空爆して民間人を殺戮するほうがよっぽどF***よ?! あーいかん!もうちょっと話を軽い方に戻すと、おまえらいったいどーやねん!な 恋愛模様のドラマ『ビバリーヒルズ青春白書』でも、キリスト教徒の黒人の彼と ユダヤ教徒の彼女が大卒後に結婚するも、破綻するってのがあったなあ (はっきり覚えてないがこの件に関しては宗教は無関係だったかもしらん)。 日本人の私などが思う以上に、アメリカの宗教問題&政治思想(ちょっと 名前忘れたけどさ、超保守政党支持者の男と結婚した女性ライターの書いた本 があった。彼女はそれとは正反対の思想。なぜか惹かれあって結婚するも、思想の 違いで四苦八苦。離婚はしてなかったと思う)は根深いのだ。 で、サフラン・フォアが渾身の取材を(マジで危なかったこともある)してまとめた この著書。 日本と違ってアメリカの食材の値段たるや、誰も餓えるわけがない!安価。 黒人貧困層よりも白人の貧民が一番厄介という国では、そーじゃないよ、 高いよ!かもしれないけど、私から見れば『ふん。毎日ステーキか!』な値段よ。 そんなもん毎日食ってるから心がなまるんだ、それで突然、改心したように 間違った正義感に目覚めて、よその国を空爆しよる。 (かなりの偏見ですが本気です) 『数字的には』肉食はかなり間違っている。 肉を作るには莫大な植物穀物がいる。肉を作る飼料の数が足りてない! だから『コスト削減』でとことん飼料を削って、危なくなったら薬を大量投与。 当たり前の話だ。 アメリカだけの話じゃない。 日本だって、いっぱいアメリカ出身の薬漬け家畜を輸入してるし、 同じような『工場生産』をしている。 いかにもユダヤ系アメリカ人のインテリ(揶揄しているのではない、本心で そう思う。が、共感するかは別の話だ)らしい、正確な(だろうよ)データ と、やけに小難しい言い回し(この本に関してはやめたほうがいいのでは?) には、まあ感心したけど、宗教観っていうか死生観の違いなのかなあ、私には わからないことが多かった。 確かに、アメリカの家畜工場は劣悪な状況で(って、世界中どこも変わらんと思う) 労働者も最悪の環境で労働していて、ブチキレて家畜に、しなくてもいい残虐行為を したり、流れ作業の忙しさのあまり失神してた家畜が目が覚めたと同時に皮をはいだ... みたいな状況は吐き気がするが『だから肉食をやめます』には、私はならんのだ。 私だって牛だったら、狭いぎゅうぎゅうの家畜小屋に押し込まれて、最低限の餌と 大量の抗生物質にまみれて、最後は『意識があるうちに』皮を剥がれたりは したくはない。 それに、人間として、やばいなと思う物に手を出したくはない。 そんなの当然だ。 けどさ、それを100%言い募ってたらこの全世界の食糧問題に対処は出来ない。 世界的・政治的キャンペーンで『肉食は悪』とかいうのかって? (それはそれで絶対無理だね、どっか莫大に損を被るから) 言ったとしたって、それでどうなるのよ?と思う。 これは、各人がどこでおりあいをつけるかって問題だと思う。 食いたきゃ食う。でも、どっからきたか、これらがひょっとしたら『すっごい 酷い目に会ったかも』と、ちらと思う。(熟考するのはやめようよ、体に悪いし そんなことするんなら、魚も草も何も食べられない) 酷い最後をとげたのかも?と思うんなら、冷凍して1年経っちゃった!とか 使い忘れて腐らせた!とかは絶対にやめよう。 『ちゃんと、おいしくたべたよ』。 これしか、目に見えないところで育てられて死んでいった家畜に対して報いる 方法はないんじゃないか? 食えるものは何でも食えばいいと私は思っている。 それが草であろうと羊の肉であろうと、ちゃんと食べる・捨てないことが 礼儀だと思っている。 明日から『肉の輸入は違法になりました。国産肉は値段が10倍以上になります』 と言われたって、別にいいけど(食べなくたって献立的に平気。ただ、たまに イベント的に食べたいと思うけど)。 データをきっちり提示して、ディべートするのは大事だとは思う。 当たり前だけど、商売の勝敗にもつながるのだ。裁判にも勝てる。 学生時代にそう思ったが、そーじゃねーこともある!が私の持論だ。 『なんかいやだ!』と、数値でも言葉でもきちんと説明できないことに 真実があるっていうことが多いんじゃないか? まず『わ、なんかいや』から入って、なぜなのか、なんなのか?を突き詰める 方が、本心である分、早道だと思う。 『世界屠畜紀行』等のルポで知られる、内澤旬子さんの『飼い食い』を予約中。 豚3頭を実際に飼って育て、最後に屠殺業者に渡して肉にして食った記録。 著書インタビューで彼女が『食べている時、鼻をこすりつけて甘えてきた3頭 の姿が蘇ってきた。彼らは私の中でいきるんだ』みたいなことを言っていて 立ち読み中に不覚にも涙腺が緩んだ。 わたしは、やっぱり『こっち』の感じ。
by nuimono-k
| 2012-03-25 18:12
| その他(っていうか、ぼやき)
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Comments(2)
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旅猫タマ
at 2012-03-27 07:54
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トムハンクス…『BIG』に出てた時は結構いいかんじだなと思ってましたが、今の彼はほんまにリアルなおっさん(リアルなオバハンの私にいわれたくないだろーが)…何だか残念。だって俳優さんなのに…。
『飼い喰い』…何だか身につまされるルボ。名古屋でいただいた矢場とんのトンカツ定食に、改めて合掌。(残さなくてよかったー)
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by
nuimono-k
at 2012-03-27 18:54
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トムハンクス、実はほんとに昔からよさがわかんない。
いや、いい役者なんだろーとは思うんだけど、なんつーか 『大勢のアメリカ人が名優とみとめるであろう感』(いわゆる 『いい映画=うれ線の、感動もん映画』に出てますからね) それがいやなんだわきっと。 矢場とん、年始に名古屋行ったとき食べてみようか と思ったけど、結構高いのね!
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