注:虫の類いが失神するほど嫌!な人は、これ、読み飛ばしてください。
夏は、朝、台所の戸をあけて、一呼吸おいてから入るようにしている。
茶色い奴がいないか素早く目を配り、いたとなったら、即刻死んでもらう。
時間がなければスリッパ、余裕があれば読み終わった鉄道各社の
フリーペーパーをひっつかんで。
(立派な紙質なので、ゴミを包んでも簡単に破けないし
たまに野菜を包んで冷蔵庫に入れたり役立つから、少し台所にキープしてる)
「今こいつを殺らなければ自分が殺られる!」殺し屋くらいの気迫で。
台布巾をばばっっとふってから水洗いし、リビングのテーブルを拭く。
なんで布巾をふるのかといいますと....昨年の今ごろ、布巾を取り上げリビングに
行こうとしたら、右腕になんか触った感覚。
へ?なんですか?とみたら、無駄に足が多いヤツが!!
絶叫したかったが、早朝5時、しかも台所の窓は全開で近所迷惑、
それに「何してんのお?」と猫丸が来ちゃあ、もっとややこしいと一瞬で冷静になり、
まず腕から払いのけスリッパで3回踏んで三途の川を渡ってもらい、
「布巾の中で寝るなばか野郎」と心の中で罵倒。
怒りが込み上げたので、現世でも三途の川渡らしたる!と火ばさみでつかんで
トイレに流してさしあげた。
今年はまだ、足が無駄にようけあるあいつを見ないなあ。と、思っていたらば、
いた!!
しかも、塗りの腕の中でつるつるすべってたんかしらんけど、くるくるくるくる
回ってやんの。
心の中で「ぎえーーーー」と言ってから、勝手口に置いてある火ばさみを取り上げ
ヤツをつまみだすその前に、厚手のナイロン袋を床に。
その中にいれて上から踏みますと、床が汚れなくてモアベターね。と昨年の
後始末から学習した私。
こいつを焼酎かごま油につけておくと、こいつの仲間連中に咬まれたとき
非常によく効く薬になるんだそうですが....これをおいとくのが嫌だわよ。
さすがに今朝は、その腕でみそ汁をのむ気になれず、違うのを使用(笑)。
深夜、茶色いヤツとかもフライパンの匂いをかいだり、茶わんや皿の上を歩いて
んだろうけどさ、ま、現場見てなけりゃ、しらなけりゃいいてことで。
いちいち気にして使う前に除菌スプレーしたり、うんこしたての猫が布団に入ってくる
のを咎めたりしてたら生きていけないっつーの。
だからさ、私の前に現れないでよ。と、ニームオイルを希釈したヤツを念入りに
勝手口にスプレーする私。
これ、アリにはきいたなあ。一時、小さいのがぞろぞろ、よんでないのに「お宅拝見」に
きて閉口してたんだが、毎日掃出し窓の桟にスプレーしてたらこなくなった。
猫丸、先日、首をかしげて網戸を凝視してるので、「なんかいるの?」と見たら
蝉が網戸の向こう側(外側)にとまってた。
ああ、蝉か。大っきいよ、それ。どーすんのかなあ?と後ろからみてたら
ものすごーくおずおずと前脚を上げて、網戸の内側に控えめに「ちょん」。
したら、蝉が「ジジジッ!!」とないて飛んでいった。
猫丸さん、あ然ぼう然。
猫ならさあ、網戸破るくらいの勢いで蝉にとびかかろうよ。
(実際やられちゃ、網戸の張り替えが超面倒くさくていやだけど)