先月、ある造形作家さん宅に遊びにいった帰りに、教えてもらった
阪神打出駅近くの古道具屋さんで買ったのだった。
見た瞬間、質感や重みが好みで、惹かれてしまった真鍮のフック(¥315)。
しかしね、これどうやって壁につけるのよ?
ねじ穴もないし、ここに何か通すんだろなあ?
でも、あいてる箇所もあき方がおかしいって。
店主に伺うと、『んー。そうですねえ、方向が変ですよね、よくわからんけど
ウチはこうやって使ってます』と見せてくれたのが、木の枝に四個くらい
通してフック付き壁掛け(?)みたいにして、紙袋などをひっかけていた。
あーなるほどねえ。
でも、四個も買わないから(買えないから。でも、やっぱりもう1つ
くらい買っておけばよかったか)1個でどうにかしないとなあーと
買って帰って、質感がいい釘やフックなどおさめている引き出しに、
気になりつつも放り込んだまま数週間。
今朝、『あ!』と思いついたのは、革の切れっぱしを通して、釘で壁に留めれば
いいぞ!ってこと。
釘は絵画のキャンバスを木枠に留めつけるために使うもの。
ラフさがよくて、金色と銀色、二箱をむかし画材屋で衝動買いしたのだ。
やってみますと、なかなか良い良い。
うまくおさまって大変、気分よろしい。
とりあえす、使い道が思い付かなくても、妙に気になるものは買っておいた
ほうがいい。